WACCの時に色々と悩んだのですが、コストってやはり重要だと認識をしました。
で、もう一度企業の資金調達について考えて見たいと思います。
またまたファイナンス初心者的な考えで進んで行こうと思います!
WACCを下げる事で企業の価値が上がる事が判りました。とりあえずパターンを想定して考えて行きたいと思います。資金の調達方法については詳しく知らないので、「株式の発行」と「銀行からの借入」で考えています。
- 有利子負債が少ない場合。
- 基本的には銀行による借入になると思います。財務に問題はないと思われるので低い利率で調達できると思いますし、ROEの向上やWACCを下げる事(期待されるリターンが銀行の方が低いので。)ができると思います。
ですが、一つ判らないことがあります。
株価が企業の価値より大幅に上回っていた場合、増資もありなのかと感じます。
少し例えてみますが、- 地元ではリンゴが100円で売られていました。1,000円の資金を調達したいのでリンゴ10個用意していました。
- ですが、都会にいくとリンゴは200円の価値があり5個を売っただけで資金は調達できました。
- リンゴの数が増えたことで、リンゴの価値は少し下がってしまいました。がリンゴを売りすぎなかったことで、リンゴの価値は150円で落ち着きました。
- 都会のリンゴの価値は少し下がりましたが、思ったより安く資金は調達できましたし、価値も下がりましたが、まだ想定しているより上で推移しています。なので仕事を頑張る事ができました!
なんて事もありなのかと・・・・・。まぁ〜増資額が小さい事が条件だと思います。が、それを実行する企業や大がかりな資金調達としてする企業には非常に不信感がわきますが・・・・・。
逆に企業の価値より株価が低い場合に増資をする企業は、企業の価値を経営者が壊している(株主の増加でWACCが増える)訳ですよね。という事はちょっと残念な経営方針と見えますね・・・・。 - 有利子負債がある企業
- 現在の日本の風潮として、有利子負債の増加は嫌われていると思います。が、欧米ではしっかりとしたキャッシュの流入があるのでれば、借入で資金を調達する方が良い(ROEが向上)という考えのようです。
まぁ〜よく考えると、現状では1.0%強で資金を借り入れることができ、節税効果(利息は利益から控除されます。)もついてきます。
なので増資をするにしても、どう言った経緯があるのかを考えなければいけないようです。 - 有利子負債の多い企業
- 有利子負債が多く、さらにお金がいる企業というのは何か構造的に問題があるように思います。
営業CFがマイナス、財務CFがプラスの企業になると思いますが、避けています!
増資するにしてもそれなりの経営方針を打ち出して欲しいですね。
ただ資金繰りが苦しいから増資する企業への投資は、自分で企業の価値が出せないので高い安いの判断できず、毎度の事ながら市場にやられてしまいそうです。
別に無理に近づかないくていいですよね?
まぁ〜そんな訳で、企業の経営方針なんてものはなんとなくしか判らないので、決算から得られる数字で企業の価値を把握していきたいと思います。
とりあえず、基本的には増資は怪しい目で見ておこうと思います。
あと、なぜWACCが企業の価値に影響するかを考えてみようと思います。
また、まとまりのない文になってしまったぁです......(汗)
投資十八番のグッチさんからコメント頂き少し方向修正(ぐっちさん感謝です。)
資金の使い道が一番の問題のようです。箇条書きしますが、
・負債の返済(債権者)のために増資(株主)を利用する・・・・(汗)
・企業価値を下回っての増資は問題あり・・・・・(汗)
・利益を伸ばす(将来にキャッシュが見込める)ための設備投資は良い増資の場合もある。
資金の使い道が一番の問題のようです。箇条書きしますが、
・負債の返済(債権者)のために増資(株主)を利用する・・・・(汗)
・企業価値を下回っての増資は問題あり・・・・・(汗)
・利益を伸ばす(将来にキャッシュが見込める)ための設備投資は良い増資の場合もある。