かえるの気長な生活日記。

へっぽこ投資家が、みなさんの老後の不安を少しでも減らすお手伝いができるよう、資産形成に役立つ投資(直販投信、インデックス投資、確定拠出年金iDeCo、バリュー投資)を自ら実践・やさしく紹介しているブログです。◆当ブログにおける内容は、個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。

三菱UFJ国際投信のブロガーミーティング

うまく東京出張の日と重なりましたので、三菱UFJ国際投信のブロガーミーティングに参加してまいりました。
20名ほどのブロガーさんが参加されていましたでしょうか。 今回のメインとしては、eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)と言う少しわかりにくい分散型の商品の紹介だと思います。
特に印象に残ったポイントを記しておきたいと思います。

3地域均等型のバランスが妙なんです

しっかりとした統計を取った訳ではないのですが、自分で配分を考えているインデックス投資家の多くの方は、株式時価総額の比率にされている方や、VT(全世界株式)1本と言う方の多さを感じます。

三菱UFJ国際投信としては、日本への投資割合が少ないのではないか? アメリカ以外の年金運用を見ても、自国への投資割合は多めに取っている。
と言う事で、日本への投資割合を多くした商品という事のようです。 イボットソン・アソシエイツ・ジャパンの小松原氏からは、シャープレシオ的にも良い結果になっていて感心されている印象をうけました。
日本株の割合については相談でも受けること悩みどころの一つですね。 個人的には、新興国の割合は小さくしたいでしょうか。

日本株への将来の期待性から、割合を疑問視する質問もありました。 これは先進国債券の必要性でもあがる件と同じようなことでしょうか。
分散効果もあるので必要かと思います。 またプラスの期待リターンを想定するのであれば必要な資産となります。

インデックスファンドの販売戦略

ネット証券を使いこなしている方には響かない所かもしれませんが、個人的には「ふむふむ」と感じた部分でした。
ここについては"たわらノーロード"のアセットマネジメントOneと戦略が違うところでしょうか。
 ◆eMAXIS Slimシリーズ:超低コスト(ネット専用)
 ◆eMAXISシリーズ:低コスト(銀行などでネット専用)
 ◆つみたてんとうシリーズ:低コスト (対面販売も) と、3つのシリーズを設定しています。

"たわらノーロード"シリーズは、証券・銀行・信用金庫と同一シリーズで攻めていますので、販売会社数では、200社ぐらいになるのでしょうか。 かなりの差があります。 個人的には、たわらの戦略が好きですかね...。

三菱UFJ国際投信はマザーを大きくする。 アセットマネジメントOneは"たわらシリーズ"を大きくする。という戦略でしょうか。
ニッセイシリーズの低コストも目立ちますが、この2社が大きくなって行きそうな気がします。

直販という話も出ていましたが、個人的には期待しています。 購入、積立などには良いサービス・環境が整っていますが、解約についてはまだまだと感じています。 ぜひとも自動解約のサービスも。


これからも新しい商品に期待したいと思います! いいインプットがほんとできました♪

今さらながらに"投資の実感"

怒られるかな、やっと投資をしている実感がわいてきた

このブログでは本当に久しぶり(2005年以来)に書くことになります。 離れていた娘が、無事に卒業し、春から新社会人となります。
本当に嬉しいものです。頑張ってきた娘に、僕ができたことはほんの少しばかり援助でした。

みなさんの発信を見ていると資産形成まっしぐら。 引出しをされている方は少数でしょうか。
暴落は"買いのチャンス!"と強いコメントがうらやましい気持ちが結構ありました。 僕も大きな視点でみれば、年金が受給できる年齢になるまで20年以上はあるので、暴落は安く買えるので嬉しいのは嬉しいのですが、教育費という大事な時期も直面していました。

投資しているお金を売却⇒引出しをする時には、心苦しいといいますか、後ろ髪を引かれるというのでしょうか..。 そんな気持ちがありました。
ですが今となっては、少ないながらもなんとか市場に投資をし、未来ある彼女へその投資を引き継げたことが嬉しく思っています。
これからは、彼女が自分への投資、市場への投資ができるよう、サポートできればと思っています。 どんどん、いい投資を繋げていきたいと思っています。

引き出す時には"欲を出さずに"を意識しました

市場が好調な時もあれば、軟調な時もありましたが、意識したことは"ルール通りに売却する"でした。 お金を殖やすだけが目的ではなく、使っていくために投資をしています。

ですから、下がった時期でも「もうちょっとしたら上がるかな」というような、都合の良い期待よりも、「必要だから売却する」を意識しました。 せっかく解約をするので、株であればコストの高い商品、株式であれば"割高"と感じてしまった銘柄を、整理していきました。

また新たな気持ちで投資スタート

頑張った娘、支えてくれた元奥さんに感謝、感謝、そして僕の家族にも感謝です。
まだまだ投資の旅は続いていくので、頑張っていきたいと思います。

2018年2月末 運用状況

ビットコインの話題が落ち着いたらと思っていましたら、アメリカも日本も乱高下が少しやってきましたね。
ただ2月が終わってしまえば、それほどでもなかったようです。 最近は、急落などなかったので、すこし過熱感が収まる良い機会でしたでしょうか。

さぁー3月ですね。優待族のみなさんにとっては楽しみな時期ですね。
僕自身は、株主優待を基準に銘柄を探していないのですが、貰えればもらえたで嬉しいものです。 素直に本業&成長に利益を回して欲しいのも本音とあります。
さて、今月は少し急落を機に銘柄を整理してみました。 いい結果に繋がってくれるのを楽しみにしておきたいと思います。

    
2018/2 運用状況
 先月末今月末前月比年初来2009年来
かえる資産  -0.90%-0.13%
TOPIX1836.711768.24-3.73%-2.71%
TOPIX :積立  43.99%
先進国:積立  47.16%
日経平均23098.2922068.24-4.46%-3.06% 
マザーズ1313.381239.13-5.65%0.58%
S&P5002822.432744.28-2.77%2.11% 
EAFE73.9472.01-2.61%2.49% 
EEM50.5950.16-0.85%6.95%

買い:トレックス・セミコンダクター、ユニプレス、ニチリン
売り:はてな、G-FACTORY、中野冷機
上位5銘柄:変化なし
スター・マイカ、エーアイテイー、ニチリン、ユニプレス、トレックス・セミコンダクター(順不同)

自分の力不足を感じることもあります(頑張る!)

検討してほしかったものと入らなくてもよかったものが..... 逆だなー

よくある話なのですが、
以前に相談に来られた相談者さんが3年ぶりぐらいですかね。 相談したいとのことで久しぶりこられたんです。

退職金はないという事だったので、節税効果の高いiDeCo(個人型確定拠出年金)と検討してもらい、学資保険もしくは貯蓄性の保険で、いつかの子供のために備えておきたいという事だったので、提案されていたプランを見直し、子供ができたら死亡保障。という感じで終了!

お子さんもお生まれになり2人目も考えているんですと。嬉しい報告。 久しぶりに来られたので加入された保険などを整理してみると....。
お友達のプランナーから加入した外貨建ての保険と個人年金保険....。あー外貨建ての保険が4本! キャッシュフロー表で簡易試算してみると、今となっては死亡保険が足りない状態....。

幸い、既存の保険をうまく活用すれば、問題ないという結果だったので安心していただけたのですが、シンプルなプランじゃないのは説明していてもつらいですね。

まずは自分が頼りにされなかったという反省。
そして感じるのが、遠い先の準備よりも近い不安を解消することが勝ってしまうのでしょうか。 僕自身、ある程度の保険は必要と思っているのですが、さまざまな貯蓄までも保険でしてしまうのは、良いと思っていません。

自分の力不足を感じる思い出です

Q,リバランスした方がいいのでしょうか?

相場の状況もあるからでしょうか。 DC(確定拠出年金)の相談でリバランスについて質問を複数受けたので、僕なりの答えを書いておこうと思います。

Q,暴落しているのでリバランス、良いタイミングではありませんか?

タイミングの事を聞かれるのですが、特に確定拠出年金の場合は「気にしないようにしてください」とお伝えしています。
下の図は、2/19にリバランスの注文【国内債券 ⇒ 外国株式】の画面です。

商品を売却して、1週間後に新しい商品を購入することになります(SBI証券は他社より1日多く掛かります)。
売るときのタイミングは、もしかすると計れるのかもしれませんが、一週間後の安いタイミングまで計ることは無理ではないでしょうか。
ですので、僕としては出来れば、あまり相場の激しいときではなく、少し落ち着いてからでも良いと思っています。

物の現金での売買とは違い、投資信託は現金化にするのに時間が掛かってしまいます。
さらに一般的な運営管理機関の場合、午前に注文すると当日の注文となりますが、SBI証券では、午前に注文したとしても翌営業日の注文となります。

DC2.png


Q,リバランスはいつも12月にしていますが、今してもいいですか?

リバランスを12月と決めているのであれば、「答えはNO」としかお答えしにくです。 将来の見通しはわかりませんので「たられば」よりも、ルール通りにする方が大事だと思っています。

リバランスには、大まかに分けて2つの方法がある
【定期型】これは一年に一度、半年に一度など、リバランスをする日を決める方法です。
【乖離型】これは、決めている資産の配分から、プラスマイナス10%以上ずれてきた時(乖離時)など、ズレが生じたときにリバランスする方法です。

どちらが良いというのはわかりませんが、僕個人としては「乖離型」の方が好みでしょうか。理由は2つあります。
以前、イボットソン社に【定期型】【乖離型】のリスクリターンを算出していただいたんです(会社がお金を払ってなんですが)。
リスクが小さく、リターンが向上するリバランスのタイミングですが、
定期型は3年毎のリバランス、乖離型は15%以上乖離が出た場合のリバランスが良さそうと言う結果になりました。
※定期型の場合、1年毎でも目を見張るほどのリターンに違いはありませんので、
 定期型で1年毎を推奨しています。

自分がもし相談をする場合を勝手に想像してみました。
乖離が大きくなるという事は、いずれかの資産が、絶好調か絶不調とう事になります。
相談側としては、1年に一回リバランスだけではなく、相場が絶不調か絶好調の時にも相談したくなるかもしれません。 そのたびに相談料を払うのはどうでしょうか?
大きな乖離がおきた不安なときに方針の確認する方が、非常に効果的だと感じています。

積立しながらとなりますと、安い資産もしっかりと購入(積立)するので、大きな乖離がおきにくいのが現状です。
ですので、確かに相場があれているかもしれませんが、落ち着いて頻繁なリバランスだけは避けて欲しいと思います。

確定拠出年金の途中経過(30年2月)

■拠出開始から107月目
相場は日本もアメリカも大きな変動をしているようです。  最近更新を忘れていましたが、個人型確定拠出年金を乱高下にめげずに続けております。
約230万の拠出にたいして、約360万円となっております。 年率平均リターンは、9.4%となっており順調すぎる経過となっています。

SBI証券に移換してから1年ほど経つのですが、まだまだ使いにくさを感じます。
とくにスイッチングについては、改良をしてほしいと思います(要望をあげています)。
 ・売却は口数だけではなく、割合(例えば10%)でもしたい
 ・スイチング先は商品を複数指定したいです。振り分けるとき大変です....

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楽天が朝日火災を完全子会社へ

ちょっと自分が加入している保険会社について、気になるニュースがあったのでメモメモ

楽天は1月29日、野村ホールディングス傘下の朝日火災海上保険の普通株式および甲種優先株式について、公開買い付け(TOB)により完全子会社化すると発表した。

 同社では、各サービスが持つリスク(トラベル事業では旅行中のけがや病気など)を低減させることで、楽天会員のサービス利用時における安心感を提供できることから、2017年1月ごろより損害保険業への参入を検討していたという。朝日火災海上保険の買収により、全国規模の代理店販売チャネルと楽天のネット販売チャネルの融合、楽天グループ各企業との提携、楽天の持つ会員データなどを活用した新商品開発などが見込めるとしている。

楽天、損保業界に参入--野村傘下の朝日火災海上保険を約450億円で買収 - CNET Japan


相談を受けていると、相談者さんから「自動車保険はどこに入っていますか?」と聞かれることがあります。
一般的にはマイナーな会社でしょうか、朝日火災の自動車保険に入っています。
グループのメンバーに教えて頂いたのですが、他にはない特徴があったので切り替えました。

つらいことにと言いますか、当たり前なんですが自動車保険を利用した場合、翌年から保険料がアップすることになります。
ですが、朝日火災の自動車保険の長期契約は、使う事になったとしても、場合によっては保険料が上がらない仕組みがあるからです。

個人的には、困った時に使えるのが保険だと思っていますが、使ってしまうと保険料が上がるジレンマがあります。 その悩みがなくなることがが決め手の一つになりました。
僕の場合、幸いネット保険とも数千円の違いだったのも助かりました。

そんな訳なので、改悪されないことを願います。