さて、9824 泉州電業が決算短信を発表しました。同時に最近の株価にやきもきしてか、自社株買いを発表しています。
あんまり株価が冴えないようですが、内容が大事なので頑張って見てみたいと思います。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | EPS | |
---|---|---|---|---|---|
H19.10月期 4Q | 81,835 (+17.9%) | 5,912 (+10.3%) | 6,198 (+11.1%) | 3,545 (+16.1%) | 329.05円 |
H18.10月期 4Q | 69,417 | 5,360 | 5,579 | 3,053 | 283.42円 |
会社予想 | 80,000 | 6,000 | 6,200 | 3,550 | 329.52円 |
次は今期の予想ですが、とりあえず順調のようです。全く予想ができないので、会社四季報と会社予想を信じて行きましょうか。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | EPS | |
---|---|---|---|---|---|
H20.10月期 | 83,500 | 6,000 | 6,200 | 3,600 | 334.2円 |
四季報予想 | 82,000 | 6,200 | 6,400 | 3,650 | 338.8円 |
銅価格の推移
少し前の会社四季報の予想で見たのですが、銅価格80万円/tで予想されていたと思います。なので今回も予想価格は変えていないのではないでしょうか。19年10月期の売上高が予想を上回ったのは、銅価格が90〜100万円で推移したからだと思っています。なので売上げだけ伸び利益は推定通りに落ち着いたのだと思います。
簡単に予想はできないので、売上げ予想より業績の内容を考えて銅価格が下がっても大丈夫か見ておきたいと思います。
会社業績の推移
とりあえず、過去の業績を表にしてみました。営業利益率や純利益率は昨年より若干下がりましたが、順調の確保できるようになった感じでしょうか。
特に販管費は、前期と比べてあまり上昇はしていません。なので数字としては予測しやすいのではないでしょうか。銅価によって大きく左右されない数字のようです。
ROA 6.7%、ROE 14.8% となっており、前期とほぼ同じに経営効率のようです。ほんとは向上してほしかったのですが、良しとしましょう。四季報のコメント
【高 原】
08年10月期は工場建設向けの電力ケーブル・汎用被覆線が伸長。収益源のFA向けケーブルも出遅れた自動車設備向けが復活。原料銅価弱含みなら売り上げ停滞。非電線が伸長し営業益微増。増配余地。
08年10月期は工場建設向けの電力ケーブル・汎用被覆線が伸長。収益源のFA向けケーブルも出遅れた自動車設備向けが復活。原料銅価弱含みなら売り上げ停滞。非電線が伸長し営業益微増。増配余地。
【一 巡】
仙台支店の移転増設(08年夏完成)で大型拠点の整備完了、今後はミニ店舗により流通網強化。非電線では電線関連の電材に注力。アップルのソフト伸び悩み。
少し、物足りないコメントとなっていますが、問題はなさそうなので、放置しておこうと思います。
というか、ちゃんと見れていません♪