色んな企業の経営指標がありいつもチンプンカンプンなのですが、頼りにしている経営指標にROAがあります。
頼りにしているのですが、たまに ROE 15% ROA 3% と、言った数字の企業に悩むことがあります。 そんな時に使えるのが、負債利子率のようなので、メモメモです・・・・。
で、単純に考えると、
ROEが高い。 負債はあるけど、うまく収益を上げている。
ROAが低い。 資産に対して収益力がない、無駄な使い方をしている。
と、言った感じでしょうか。 成長企業や商社などで見かけると思うのですが、ROEだけでは判断しにくい時に使います。
負債利子率 : ROA−負債利子率がプラスなら問題ない。
簡単に言いますと、"事業の利益">"お金を借りて利子を払う" になっている。
自転車操業じゃないって事を表しているようです。
とりあえず、ひも解いて行きます。(出しやすくするため簡略化しています。)
負債利子率 = 支払利息 ÷ 有利子負債残高(負債)(平均)
※ 平均と書いてある場合は、期首と期末の平均になります。
本当は、支払利息に割引料や社債などの発行費用が入ってくるのですが、決算短信では判りにくいので、支払利息で算出しています。 あと、ROAの算出に受取配当などが入ってくると思うのですが、簡単にチェックと言うことで営業利益を使っています・・・・。
これが、プラスでないと負債はどんどん増えて行くこと(自転車操業ですね。)になり、プラスであれば負債があっても利益を上げていると言うことになります。
そんな訳で、有利子負債の多い企業やROAの低い企業。 急激な景気の転換で資金を調達した企業も多いと思うので、ちょっと気にしてみるのも必要かも知れません。
ちょっと、自分自身で理解し切れていないため判りにくいかと思いますが、お許しくださいです。